2018年、春。
都内にある小さな神社。そこから、物語ははじまります。
「はぁ〜、やっと格好がついた。
いったいこの神社、何年放置されてたんだ?」
主人公はこの春、上京したての大学一年生。
祖父に「上京をするなら」と
この神社の管理を押し付けられてしまったのです。
一通り掃除も終わり、あとは神社の敷地の奥にある小さな池。
そのほとりにある祠の掃除をしながら、見上げてみれば桜の花が咲いています。
池の水面に煌めく陽光と桜の花……ここでの生活も悪くないと思えてきました。
声 「ありがとう、あなたが綺麗にしてくれたのね」
主人公「へっ? 今の声って……」
スワティ「きゃる〜んっ!
私はスワティ。弁財天のサラ・スワティ。
あなたがこの神社の禰宜くん? これからよろしくねっ!」
桜の花びら、煌めく陽光……
その中に一人の少女が立っていました。
まるで空から舞い降りてきたような突然の出会い。
その瞬間から、新しい物語は始まります!
※※
上京の際、小さな神社の管理を祖父に押し付けられた主人公。
スワティの他にも七福神を名乗る老人達とであいます。
主人公は祖父に
「お前はもともと不幸体質だから、上京なんてしたらどんな目に遭うかわからん。
知り合いから管理を頼まれた神社がある。そこは霊験あらたかと聞く。
そこに住んでちゃんとお勤めをするんだ」
……と言われたことを説明。七福神のおじいさん達も……
毘沙門天「うむ、運が悪いと死ぬな。運が悪くなくても長いことはない……」
一同 「ナンマイダ〜、ナンマイダ〜」
主人公 「嘘っ?!」
……と、祖父の予言よりもさらに悪い未来予想。しかも神様から……
この危機を回避するためには、主人公はいち早く妻を娶り、二人で
この神社を盛り立てるしかないと言われてしまいます。
しかも、1月以内に……。
主人公 「い、一ヶ月?!
恋愛して、いろいろして結婚までして一ヶ月?!
さすがにそれは……無理」
スワティ「縁《えにし》が結ばれれば、結婚は急がなくても大丈夫。
切れかかった禰宜さんの縁。運命の糸を繋ぐ相手が必要なの」
主人公 「縁を繋ぐ相手……? スワティが言うのなら本当のことなんだ」
毘沙門天「ぬぬっ、ワシの言うことは信じておらんと言うことか?!」
布袋 「ほほ、まあ仕方ない。ワシでもスワティの言葉を信じるのぉ」
主人公 「そうか、運命の糸、縁を繋ぐ相手か……
でも、どうやって捜せばいいのかな?
SNS? 出会い系サイト? オレ、そう言うのは苦手で……」
スワティ「エスエヌ……える? 出会い系はなんとなくわけるけど……
禰宜さんってエッチな人?」
毘沙門天「渇〜っ!!! 男子であればナンパじゃ、ナンパっ!
己の力で運命の人を掴み取るがよいわっ!
主人公 「な、ナンパ?! 無理無理無理っ! いつの時代の話しなの?
オレ、な、ナンパなんて……絶対無理だから」
前作から20年。神社の祠でスワティ達が眠っている間に、世の中もすっかり
さまがわりしています。本編の主人公も今時の草食系男子です。
はじめは「ナンパなんて無理」と渋るのですが、スワティが助けてくれると
聞いて態度を一変。運命の女性を求めてチャレンジすることになります。
こうして、主人公の恋愛(ナンパ)生活が始まります。
期間は一ヶ月。はたしてナンパに成功し、女の子との良縁を結ぶことが出来
るのでしようか? 主人公の運命は……?