主人公、大倉弘之は、翔陵学園に通う2年生。
親元から離れ、自堕落な一人暮らしをしていた弘之は、ある時、学園でも指折りの美少女である同級生、宮森香帆と、翔陵学園の教師をしている宮森香純の姉妹が、死んだ父親が遺した多額の借金を負っていることを偶然知った。
月々の返済では利子分すらまかなえない状態に陥り、姉妹はいつ風俗に売り飛ばされてもおかしくない状況だった。
生活態度などで幾度も説教する香純を疎ましく感じていた弘之だが、話を聞いて姉妹に同情を寄せ、仕送りを元手に株式運用で儲けた利益を提供しようとした。
しかし、香純は弘之には関係のない話として、あっさり断ってしまう。
その香純の態度に弘之は憤慨し、同情が一転憎しみに変わる。
姉妹が誰かに汚されるのなら、その前に自分の手で汚してやりたい……。
憎しみの中からわきあがる黒い欲望に弘之は、とあるルートを使って、姉妹の債権を買い取ることに成功する。
債権者となった弘之は、困惑する姉妹に対して当然のように言い放った。
金が払えないのなら……後はわかるだろう?
追い詰められた香純は、香帆に手を出さないという条件に、弘之の要求を飲むことになった……。