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商品説明
ドラゴンニュートのお嬢様が後継者争いに巻き込まれ、エルフの執事が銃を持ってそのお嬢様を守る、ドワーフは工場で自慢の腕を揮い、私立探偵のオーク(豚人間)が街を闊歩する……、そんな「剣と魔法のファンタジー世界」を歴史背景として近代化した独特の世界観で迫るハードボイルドチックなアクションファンタジーAVG。
作品情報
あらすじ
天の「ブレシグランド」、地の「ゴルトロック」と天地二つに分れし世界。この世界において、ゴルトロックの種族から選ばれた八人の英雄が不死の王を打ち倒し、神は彼ら八人に大いなる栄光を授けた、という伝説があった。そうした伝説から二千年後の今、世界は産業革命と民主主義の台頭によって、剣は銃に、魔法は科学と融合し、またエルフやドワーフ、ゴブリン、オークといった亜人種は人間の文化を受け入れ、共存の道を歩んでいた。そして、ここ「オセロットシティ」は世界で最も雑多な種族が住む街として有名だった。
リック・アロースミス(主人公)は、ミスティック・ワン(=八英雄の末裔達の総称)たるドラゴニュート族・ランドが義理の娘・セルマの執事として仕えるハーフエルフの青年。ある日、遥か過去よりミスティック・ワンを怨敵とする「聖導評議会」にランドが暗殺され、セルマに神が与えるミスティック・ワンの証たる「聖紋」が身体に浮かび上がる。これをよしとしないランドの実子・シドが後継者の座をめぐってセルマに敵対し、いわゆる後継者争いが勃発。自分の意思とは関係なく抗争に巻き込まれるセルマ。それを守るリック。はたして、セルマとリックの運命は……。
作品概要
「剣と魔法のファンタジー世界」が近代化を果たしたら――という仮定に基いて創られた独特の世界観が売りの本作。そうしたことから、本作にはエルフやドワーフ、オーク、ゴブリン等、ファンタジー世界ではお馴染みの住人達が登場し、それぞれ近代化した世界で、各々普通の生活を営んでいる。もちろん魔法も科学と融合し、きっちり近代文明の中に溶け込み、その役割を果たしているのだ。そんな世界を舞台に、後継者争いに巻き込まれた英雄の末裔たるドラゴンニュートのお嬢様を、その執事たるハーフエルフの青年(=主人公)が銃を片手に守りながら、その後継者争いの影に潜む陰謀や、主人公の出生の秘密に迫っていく、といった物語が展開していく。これまでのファンタジー作品とは一線を画す本作。剣と銃、魔法がド派手に飛び交う風変わりなバトルシーンは必見だぞ!
キャラクター紹介
- セルマ・フォルテンマイヤー
- ドラゴニュート族の現ミスティック・ワン、ランド・フォルテンマイヤーの義理の娘。
俗にラッカーと呼ばれる変身能力欠落者で、背中に羽を広げることは出来るものの、完全な竜化は出来ない。
そうしたことから、後継者の資格はない、と幼い頃から考え、厭世的で世の中を斜めに見るようになってしまった。
しかし、義父の死によって、八英雄の“末裔たる者”の証である聖紋が、彼女の身体に浮き出たことから状況は一変し、運命の歯車が激しく動き出す。
- ヴァレリア・フォースター
- エルフの少女。
没落気味の貴族・フォースター家の一人娘。
セルマを慕って、よくフォルテンマイヤー家に遊びに訪れる。
性格はおっとりふんわりした感じだが、たまにセルマとドタバタとじゃれあうようにケンカすることも。
自分が幸せなことに対してやや引け目を感じてしまうところがある。
- 渡良瀬雪
- ヴァレリアの従者。種族は人間。
「名も無き従者」がその身を犠牲にして不死の王を倒した逸話があり、その従者達が組織した団体を「ネイムレス」と呼び、彼女もその団体に所属している。
元々は孤児だった彼女は、ガラ・ラ・レッドウッドというリザードマンに引き取られ、白手の学院(フォレン・ソール)を首席で卒業後、フォースター家の執事として配属される。
精神的にタフで辛抱強く、明るく理知的な女性。
主人であるヴァレリアには至極忠実。
- キャロル・ピール
- フォルテンマイヤー家のメイド長を務めるホビット族の女性。
種族特有なのか、普段の彼女はお転婆でやんちゃな口調が目立ち、向こうっ気も強い。
しかしながら然るべき状況においてはきっちりした礼儀と作法を見せる。
可愛らしい少女のような容姿をしているが、実年齢は……。
- ヘル
- 娼婦として生きる盲目の美女。種族は人間。
暗殺を生業とするサディスティックな男・レイスと関わりがあるようだが……。
- ベアトリス
- 儚げな雰囲気を持つ人間のシスター。
聖導評議会幹部・ギュスターブと深い関わりを持っているようだ。
- エルネスタ・ディートリッヒ
- エルネスタ魔法店を経営するエルフの女性。
ガラ、プーキー、シドなどの元戦友。
ヴァレリアに魔法を教える師匠である。
普段は魔法で老女に化けているが、強い魔力を持つ人には本当の姿をみられる。
- カウラ・ロイ・ラガスティア
- 何かがあるごとに主人公達の前に現れる仮面の人物。
敵ではないが、味方でもなく、ただ主人公達と利害が一致しているという以外、全てが謎に包まれている。
審査団体
- 倫理協会
- ソフ倫
動作環境
- 必須 CPU
- PentiumIII 500MHz
- 推奨 CPU
- PentiumIII 800MHz
- 必須メモリ
- 128MB
- 推奨メモリ
- 256MB
- 必須解像度
- 800×600
- 必須色数
- ハイカラー
- DirectX
- 8.1a以上