時は西暦20XX年。日本の首都・東京では、改造人間軍団による無差別テロが頻発していた。
そんな物騒な東京の新都心・新宿に、コンニャクを名産とする群馬からやってきた“星山亜紀”は、着いた早々、無差別テロに巻き込まれ、生涯最大のピンチを招く。しかし、そこに颯爽と現れた凶悪なふたりの少女によって、テロは殲滅され、彼女自身も事なきをえるのであった。翌日のニュース番組では、その新宿で発生した無差別テロの主***が、その凶悪なふたり組として報道されていた。たしかに、周囲の迷惑などお構いナシに大暴れし、いささか人道的な面に欠けていたことは誰もが認めるところだが、はたしてそうだろうか……?
そんな疑問を胸に、新しい学び舎となる井の頭女学院に登校した亜紀は、そこで偶然にも、テロの主***と報じられていた正義の味方の正体を知ることになるのだが……。