きっと、澄みわたる朝色よりも、
[ propeller ]
商品説明
――「いい加減、仲間ごっこは卒業しよう」――仲良しだった一人の少年と三人の少女が成長して再会したとき、彼らには何か冷ややか空気が流れていた。主人公は仲間の絆を取り戻し、最愛の誰かを見つけることができるのか? 深いテーマと幻想的なギミックに彩られた“プロペラ”最新作!
作品情報
あらすじ
崇 笹丸(すう・ささまる)、与神 ひよ(くみがみ・ひよ)、夢乃 蘭(ゆめの・あららぎ)、樫 春告(かし・はるつげ)……一人の少年と、三人の少女からなる彼ら仲良しグループは自らを『四君子(しくんし)』と呼んでいた。いつしか離ればなれなっていったその『四君子』。再び出逢えることを誰よりも楽しみにしていた主人公の笹丸に訪れた「夢見鳥学園」入学の知らせ。かつての仲間だった少女たちもまた、夢見鳥学園『赤組』の生徒として合格したらしい。だが、学園で再会した少女たちの態度は実にそっけないものだった。――「いい加減、仲間ごっこは卒業しよう」――。こんな言葉と共に突き付けられた冷ややかな現実。だが、それでもかつての仲間との絆を信じて、笹丸は『彩生祭(あやなしさい)』に懸ける。『赤組』として共に作品を作り上げる中で、また以前のような関係が築けないかと……。最初はそっけなかった少女たちも、昔から変わらず真っ直ぐな笹丸の態度に──、一人、また一人と、作品作りに手を貸していくようになっていく……。
作品概要
純和風な古ぶるしい造りの「夢見鳥学園」。本作は、芸術家の卵たちが通うこの学園を舞台に主人公とヒロイン達の心の交流を描いたAVG。学園での日々を過ごす中で、変わってしまったかつての仲間たちとの絆を取り戻し、そこから生まれる恋愛の機微を描いた切ない青春ドラマが展開していく。しかし物語の醍醐味はそれだけではない。生命の息吹がひっそりと喪われ始める「秋」という季節。この時期を舞台にした本作には、より深く、より非情ともいえる仕掛けが隠されている。主人公たちの痛々しくも真摯な感情を試すかのように、多くの謎、多くの試練、胸を切り裂くような決断の時が、物語の大きなうねりとなって押し寄せてくる。幻想的なギミックを駆使して表現されていくヒロインたちの心の変化、動き。主人公の目を通して迫る人それぞれの「優しさ」のカタチが、大きな感動を呼び覚ますことになりそうだ。
※『きっと、澄みわたる朝色よりも、 公式サイト』のスペシャルコーナーでは、作品内容を印象的に楽しめる紹介ムービーや、可愛いキャラが動きまくるミニゲーム「ひよの看護しちゃうぞ☆」が楽しめるぞ!
キャラクター紹介
- 与神ひよ (CV:青山ゆかり)
- 『四君子』の“菊”にして、医学界の重鎮である与神家の令嬢。
名家にして資産家という家庭環境、優雅で理知的なふるまい、
才能に恵まれ万事そつなくこなす天才肌だが決して努力を怠ることはない──という、非の打ち所のない完璧娘。
特に知性を感じさせる言動からも察する事ができる通り非常に知能が高く、
幼い頃から医学者たちに囲まれて育ったせいか、医療面に関する知識も豊富。
しかし彼女自身の性質としては、医師というよりも看護師的な面が強い。
主人公とは兄妹のような関係だが、それと共に彼を"患者"と捉えている節があり、
その介護こそが自分の役目だと思い込んでいる。
『四君子』と別れることになってしまった主人公とは、ずっと手紙のやり取りが続いていた。
- 夢乃蘭 (CV:有栖川みや美)
- 『四君子』の“蘭”にして、主人公の一つ年下の『赤組』。
例え何かで落ち込み、下を向いて歩くような事があろうと──彼女が傍にいるだけで自然と上を向いて歩ける元気をくれる。
明るくも朗らかな性格のムードメーカー。
小さな身体ですべてを包
み込む聖母のような度量と愛情に溢れた彼女だが、
時折、妙ちくりんなルールを持ち出しては周囲を混乱させる──その名を通称『アララギルール』。
別名『頭取の教え』。
それは彼女が恩人として慕う存在の教えから成るものなのだが、
どこでどう曲解したのか、彼女が取っている行動はどこからどう見ても「おっさん」である。
しかし、「おっさん」と言われると怒る。でもおっさん。
- 樫春告 (CV:さくらはづき)
- 『四君子』の“梅”にして、主人公の一つ年上の『赤組』。
いつも背筋を真っ直ぐに伸ばした、堅物のお姉さん──という印象を受けるが、
「この学園で平穏に生きていきたかったら逆らってはならない」上位の存在。
ひよ曰く、「わたくしが入学した時には、すでに学園のボスとして君臨していた」とのこと。
しかし、その正体はエロ大王。突拍子もなく下ネタを振っては、周囲を混乱させている。
特にひよに関しては並々ならぬ思い入れがあるようで、わざと怒らせるような言動を取ってはひよに責められ、
その度に恍惚とした表情を浮かべているという、複雑な性癖を持つ変態である。
またアララギとは大の仲良しで、いつも二人一緒にいる。
主人公たちにとっては、良きお姉さんとしての位置づけだった。
- 若 (CV:真中海)
- “生徒会長の使い”として主人公の前に姿を表した、不思議な雰囲気を持つ少女。
生徒会としての役割をこなす彼女の印象は「冷たい」「事務的」といったものだが、
「お姉さま」と慕うひよに対する姿は、また印象が異なる。
その反面、とにかく主人公を嫌っている。
どことなく爺臭く感じられる彼を「じじぃ」と呼び、
そしてひよに慕われる彼を激しく攻撃対象としてロックオン。
どこからともなく包丁を取り出す日々。
「ミルクティーをみるくちーと呼ぶこだわり、大事にしよう」とわけのわからないことを言い出す、ミルクティー大好きっ娘。
- 青姉妹 (青姉・CV:海原エレナ)(青妹・CV:霞春香)
- 『青組』所属の生徒で、学園の秋の文化祭『彩生祭』を競い合うライバル。
青組であることに対してとても強い誇りを抱いており、主人公との出逢いにおいても青の賛歌を掲げ上げた。
しかし熱弁のあまり自己紹介もしないものだから、
主人公に『青姉(あおねえ)』『青妹(あおまい)』とそのままのあだ名で呼ばれる事となった。
まるで台風のような印象であり、姉が声高に賛歌を掲げると、姉の背から妹がひょっこり顔を出しては復唱する。
気の強い姉とそれに追従する妹、といったようにも受け取れるが、
妹はどちらかというと謎の言動が多く、
強気ながらも純情な姉と異なり、何を考えているのかつかみきれないところがある。
姉妹仲はいい。
審査団体
- 倫理協会
- ソフ倫
動作環境
- 必須 CPU
- PentiumIII 600-MHz
- 推奨 CPU
- PentiumIII 1-MHz
- 必須メモリ
- 128MB(Vista:512MB以上)
- 推奨メモリ
- 256MB
- 必須解像度
- 800×600
- 必須色数
- ハイカラー
- 推奨色数
- フルカラー
- 備考
- ※WindowsXp Media Center Edition、Tablet Editionはサポート対象外