白光のヴァルーシア What a Beautiful Hopes
遙かな異境の果て。青空と星空の下に在る砂漠都市「ヴァルーシア」。星空の意味を知る姫君と希望の輝きを目指す少年が出会ったとき、歌姫は運命の旋律を紡ぎ出す――。“Liar-soft”が魔術的手腕で描き出す、アラビアン・スチームパンク・アドベンチャー! 見たこともないような魅惑の幻想とロマンの幕が上がる!
遙かな異境の果て。青空と星空の下に在る砂漠都市「ヴァルーシア」。星空の意味を知る姫君と希望の輝きを目指す少年が出会ったとき、歌姫は運命の旋律を紡ぎ出す――。“Liar-soft”が魔術的手腕で描き出す、アラビアン・スチームパンク・アドベンチャー! 見たこともないような魅惑の幻想とロマンの幕が上がる!
広漠とひろがる星空と砂漠の遥か異境――
1000年の眠りから覚めた都市で始まる不思議な夜想譚
遙かな異境の果て。青空と星空の下に在る砂漠都市──そこは、“アデプト”と呼ばれる屈強な若者以外は外に出ることを許されない、広大な砂漠の中央に位置する巨大都市。1000年の長きに渡り、ドーム状の“大天蓋”で空を多い隠してきた、しかし現在では青空と星空とに見守られる都市“ヴァルーシア”。都市は姿を変えつつあった。“大天蓋”に守られながら、外を恐れて暮らしてきたはずの民は、列強からの異邦人や、大陸の北部および東部から訪れる異業種たちと交わりながら、1000年の慣習の揺らぎと歪みを感じ──。“アデプト”たちは都市外の遺跡を探索し、“ホラー”と呼ばれる妖物と戦いつつ残された秘宝の回収を続ける……。都市には列強の民がもたらした“機関”が豊さと繁栄をもたらしていた。しかしここ半年ほど前より、“ホラー”が都市内に出現しはじめた。かつての“大天蓋”にも届きそうなほどの巨躯を備えた、超大な“ホラー”が──。さらには、そのホラーを一撃で打ち倒す謎の巨像も出現。計り知れない脅威に……人々は怯えていた。そして、或る星空の夜に。ひとりの少年が輝くものを目にして、ひとりの青年が愛するものを知って、ひとりの娘が星空の意味に触れ、ひとりの刺客が後悔の涙を流して。やがて、ひとりの歌姫が、旋律と共に物語を紡ぎ出す──
恋と冒険と幻想と怪奇と――汲めども尽きぬロマン!
驚異のアラビアン・スチーム・パンクが燦然と登場!
“Liar-soft”が魔術にも似た衒学的手腕で紡ぎだすスチーム・パンク・アドベンチャーの最新作がいよいよ登場だ! 今回は「千夜一夜物語」に代表されるようなアラベスクな世界観を下敷きに、現代科学のレベルに達した“蒸気機関”テクノロジーが支配する型破りなスチームパンク・ワールドが舞台。アラブ的様式美とSF的科学趣味、そして魔神や怪異が跳梁跋扈するファンタジーを絶妙に融合した、まさに幻想とロマンに満ち溢れた物語が展開する。ストーリーは憂鬱の機関姫“クセル”と希望溢れる少年“アスル”のドラマを主軸に、様々な登場人物の視点がモザイク様に散りばめられ語られていく。一見無関係に見える人間模様は、章を経るごとに見えざる手により連結され、ついには驚くべき全容がプレイヤーを幻惑の体験に誘う仕掛けになっている。砂漠都市に現れる巨大な“ホラー”。その悪夢のような存在を一撃のもとに屠る謎の巨像……。動き出した謎は、アナタを現実から遊離させ、知的幻想の快楽に耽溺させるに違いない!
本作でも要注目なのがこの「ヴァルーシア・システム」だ。全12章のうち各章終了時に登場するのが「歌姫ルナと登場人物たち」の対話パート。ここで登場人物たちの心情がポエトリーな叙述で描かれていく。ここでプレイヤーに出されるいくつかの質問によって、結末の様相が左右されることに! 選択肢をクリアしていれば、ある「歌」の1小節ぶんの旋律が流れるぞ! そして、次章開始前になんとミニシナリオが追加される。全ての小節を聞き終えたときに、何かが起こる!?
キャラクター紹介
- クセルクセス・セルラ・ブリート (CV:桜川未央)
- 【空を見上げる、憂鬱の機関姫】
揺るぎない誇りと涙の憂鬱さを湛えた黄金瞳の少女。物語の主人公となるべき人物。異邦人(帝国系カシオン人)である。
数学と機関技術の天才であり、プログラム構成技術はレイディ・エイダに匹敵する。
砂漠地帯から遠く離れた北方の異邦「北央帝国」の帝位継承権を持つ父と小国の姫たる母との間に生まれ、
皇帝家と呼ばれる帝国の支配機構によって第7位の帝位継承権を有する北央皇帝血族であると定められた後、
生みの親たる両親からは引き離され、政治・外交的取引を目的とした太守・ハールートとの婚礼のため、ここ砂漠都市ヴァルシーアへと招かれた。
美しい青空と星空に充ちたヴァルーシアを故郷の帝国よりも愛しながらも、彼女は今日も自由ならぬ我が身を憂い、
夜ごと聞こえる美しき旋律に身を委ねながら、自由に空をはばたく明日を夢見る――。
「妾は知らない。何も、何もかもを。数と機関の羅列の理を得ても、意味などない」
- アスル (CV:理多)
- 【揺らぐことなき、希望の少年】
夢と希望に充ちた、快活な南カシオン人(ヴァルーシア人)の少年。物語の主人公となるべき人物。
砂漠都市で逞しく生まれ育った孤児であり、アデプトたちが遺跡迷宮から持ち帰る古代の発掘機関(イニシエイト・エンジン)の、
清掃・調整という過酷な労働に日夜打ち込みながら金を貯める勤労少年である。独学で、機関技術の勉強も行っている。
格安の払い下げ品として入手した個人用飛行機関の改造に成功したことは、ささやかな自慢である。
2年前に解放された“大天蓋”の向こう、青空と星空の美しさに衝撃を受けた彼は、
都市へ流入する異邦人たちによって機関化の進む都市よりも、その“外”へと出ることを夢見ている。
「できないことなんてない。輝ける星空を見た時、僕は、そう思ったんだ」
- カシム (CV:古河徹人)
- 【仮面を纏う、若き蒼剣士】
理知的でありながらも静かな熱意に充ちたアデプト(熟達者)の青年。物語の主人公となる資格を有した人物。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
厳しい修練の果てに成人の儀を終えたばかりの若きアデプト。
蒼色の剣を振るう。かつて迷宮で命を落とした両親もアデプトであり、曲刀術の師でもあった。
姉と共に日夜、遺跡迷宮へと潜り“ホラー”と戦い発掘品や発掘機関を得て金へと換えて暮らしている。
アスルと個人契約を交わしており、発掘機関は大抵の場合、彼のいる清掃工房へ引き渡すことにしている。
「空がこんなにも美しいことを、かつては、僕らだけが知っていた」
- アナ (CV:野月まひる)
- 【こころ揺れる、若き赫剣士】
明るい笑顔と言葉の中に、弟への深い深い愛情を秘めたアデプトの娘。物語の主人公となる資格を有した人物。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
弟カシムよりも2年前からアデプトとして《盟約》に従い、砂漠迷宮で“ホラー”と戦う日々を送る女剣士。赫色の杖剣を振るう。
いくさ人たるアデプトとしての才能にごく恵まれており、昨年には《剣士》の称号を太守から賜ったほど。
アスルの母と共に迷宮へ入ったこともあり、今でもアスルとは(弟ともども)親交がある。
言い寄るアデプトの男には事欠かないが、そのどれにも色良い返事を返さない。
「……カシム。可愛いカシム、あたしの最後の家族」
- ナナイ (CV:歌織)
- 【太陽に焦がれ、願う踊り子】
微笑むようにはにかむ暖かな笑顔の下で、諦めの溜息を吐く、義肢の女。物語の主人公となる資格を有した人物。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
かつてヴァルーシアを席巻した一大盗賊団があった。
彼女は、盗賊団を統べる“王”の右腕であり、彼の理想を唯一耳元で囁かれることを許された愛人でもあった。
すべてが変わったのは2年前のこと。
《盟約》さえ恐れることなく財を蓄え、太守にも匹敵すると噂されるほどの栄華を極めた盗賊団の“王”は、
解放された“大天蓋”の向こうから訪れた異邦人と、彼らの持つ銃器なる見知らぬ武器に恐れを成して逃げたのだ。少なくとも人々に伝わる噂では、そうだ。
「あなたが消えてから、わたしは、随分と笑うようになったから」
- ルナ・ルナワーズ・アクタル (CV:かわしまりの)
- 【想い秘めて、物語る歌姫】
太守宮殿の尖塔に閉じ込められた、盲目の、銀髪の美しい娘。愛称はルナ。物語を紡ぎ出すことを定められた人物。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
かつて若干***で《歌姫》と湛えられた歌声の持ち主であり、古き逸話から、誰も聞いたことのない英雄憚、
かつて地上に在った《ふるきもの》の寓話まで、さまざまな物語を紡ぎ出す《語り手》でもあった。
噂では、太古に姿を消した自然の化身たる《ふるきもの》の残滓の声を聞くという。
やがて太守宮殿へと召し上げられ、物語る姫として尊ばれ、太守ハールートと恋に落ちたが、
身分を違えた情交は砂漠の《盟約》に反するものとして宮殿の人々に捕らえられてしまう。
「さあ、奏でましょう。幾つもの物語を、今宵も」
- ハールート・フラワウル・トライタウナ (CV:胸肩腎)
- 【呪いを身に受けし、苦悩の太守】
深い知性と揺るぎない理性の果てに、空を覆うものを捨て去った、苦悩の男。物語の主人公となる資格を有した人物。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
都市ヴァルーシアを統べる太守であり、2年前、これまで1000年に渡って都市の空を覆い続けた“大天蓋”を解放することを決めた改革者でもある。
砂漠の《盟約》が都市と人々を守り、導くということを信じながらも、それが生み出す悲劇の数々をも彼は知っている。
世界の果ての“壁”の向こうに在る列強国家“帝国”との外交を行い、蒸気機関文明のもたらす繁栄のために重機関都市化計画を推進させながら、
しかし、彼は恐れていた。刻一刻と変化していく都市と人々、そして、都市に出現する巨大な“ホラー”を。
あの“ホラー”こそ、閉塞された世界を解放すべきと判断した自分への、尊き砂漠の《盟約》がもたらした罰なのではないかと、恐れ、苦悩する。
「青空と星空の美しさを知った我々は、それほどまでに罪深いというのか。父よ」
- アルディーン (CV:越雪光)
- 【雌伏を過ごす、堕ちた盗賊王】
皮肉げな笑みを常に浮かべ続ける、野心家にして“王”の力を有した男。
物語の主人公となる資格を捨てた人物。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。恐怖病のため、右手が義肢となっている。野心家にして冒険家。
血筋のない在野の孤児からアデプトであり、凄まじいまでの執念によって無数の“ホラー”を狩り続け、太守から《英雄》の称号を与えられた。
ヴァルーシア一の曲刀術の使い手であり、アスルの母イーシャの弟子でもあった。
都市に出現した巨大なる“ホラー”を眼前にして、彼は理解する。
時代は、再び、いいや今度こそ“王”となるための機会を自分に与えたのだと──。
「お前はお前の成すべきことを成せ! 俺は、俺にしかできないことをしよう!」
- ヒルド・ロメ・ダルク (CV:金田まひる)
- 【断罪する、嘲笑の《鋼鉄姫》】
少女のような純粋さを称えた瞳に、妖艶さを備えた微笑みを浮かべてみせる娘。
物語の主人公となる資格を捨てた人物。
異邦人(西享系カシオン人。フランス出身)である。
アデプトと発掘機関のすべてを管理する碩学協会の幹部であり、ヴァルーシアに於ける多大な権限を幾つも備えた有力者のひとりである。
何故か、皇女クセルの前に現れては、不吉な言葉を残して去って行く──
「殺してあげるわ。わたしたちの持たないものを持つお前たちのすべて」
- レオ (CV:滝沢アツヤ)
- 【見つめ続ける、万能の紳士】
無限の知識と、強靱なる精神を以て都市の現実を観察し続ける男。紳士。
物語の外からあらゆる希望と絶望を見つめる人物。異邦人であると思われるが、不明。
広い館でリザと共に暮らし、静かに紅茶と読書を楽しむ日々を送っているかと思えば、
アスル少年やカシムの前に姿を現し、意味ありげな言葉を残して去って行くという、不可解で奇妙な異邦紳士。
ヴァルーシアでは滅多に見かけない服装で、常に優雅に振る舞う。
自然の化身たる《ふるきもの》の残滓の声を聞くことができると嘯く。
巨神、もしくは偽神と呼ばれる巨大なるものと、何かしらの関与があるという──。
「私の芸術を真に理解できるのは、数学者ぐらいのものだ」
- リザ・フォース (CV:かわしまりの)
- 【主人を支える、鉄の召使い】
無表情に、無感情に、主人と共に都市を観察し続ける女。
物語の外に立つ主人の足場を支える人物。
異邦人であると思われるが、不明。
レオの召使いであるらしい。いつも静かに主人たるレオの脇に控えており、
アスル少年が“帝国”や“連合”について尋ねてきても常に無視して返答しない。
しかし、冷たい女、であるとか、鉄みたいだ、であるとかの言葉を投げかけると、怒る。
召使いであるという割には、レオに対する言葉は失礼なものが多い。
「私の主人は最低の人間だけど、あなたはきっと、それよりも最悪だわ」
- ミミル (CV:高槻つばさ)
- 【笑顔の少女】
ヘビ型とイヌ型のふたつの異形種の間に生まれた少女。アスルと同年代。
2ヶ月前、外の世界から砂漠都市ヴァルーシアへとやって来た。
アスルの働く発掘機関清掃屋の隣の料理屋(大衆食堂)で給仕の職を得て、今は料理屋の二階の部屋を借りて住んでいる。
活発で明るく、人懐っこい性格。常に機嫌が良い。
アスルに淡い恋心を抱いているが、言い出せずにいる。
「アスルの夢、あたしは好きだよ」
- ムート (CV:富樫ケイ)
- 【焦がれる娘】
異形種の娘。砂漠地帯に比較的多く見られる、多くの場合《砂猫》と呼ばれるシュプララプセール亜種である。
第3章、集団消失事件に巻き込まれて消えた恋人のことを探すうち、同じく事件の謎を追うナナイと出会うこととなる。
恋人を心配するあまり行動的・積極的になっているが、本来は気が弱く、消極的。
恋人に依存していることを半ば自覚しており、恋人が死んでいるかも知れないとは「微塵も考えない」ようにしている。
そのため、時折、現実を認識せずにぼうっとなってしまうことがある。
「どうしても会いたい。わたしはあいつで、あいつはわたしなの。だから、会いたい。会いたい。会いたい」
- ルク (CV:柚季)
- 【囀る鳥の子】
いつも変わらず、首を傾げて何かを囀る可愛らしい子。
鳥型の異業種パルデスの子。父親と母親は昨年、一足先に南方へと旅立ってしまったため、ひとりで暮らしている。
自在に飛ぶことが可能となったら、結婚相手を見つけるために都市を発たなければならない。
アスルの友人で、弟分のような存在。口癖は「ぴ」。
生まれた時から、自然の化身たる《ふるきもの》の残滓の声を聞くことができる。
「ぴ」
- ヤザタ (CV:蘭丸)
- 【渇望のアサシン】
感情すべてを捨て去ったはずであるのに、湧き上がる後悔の念に涙する男。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
彼は、ホラー教団に忠誠を誓った暗殺者として、《盟約》を遵守させようとする高貴な人間や、太守に、
“繁栄”という名の強大な権力発生装置を与える有力な異邦人たちの命を狙う日々を送っていた。
何も考えず。何も感じず。命の温もりを奪い続けた。
しかし、半年前から。星空の下に佇む偉容の巨大ホラーを目にした瞬間から、彼は、変化した。
感情を捨て去ったはずであるのに、涙を、彼は再び取り戻していた──
「俺は、俺は、俺は、俺は」
- ザハカ・アシュディハカ (CV:Yakumo)
- 【ホラーの使徒】
白色の衣服に身を包む、謎の人物。自分は個でなく集合の一部であると宣う。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
《盟約》に従って顔を覆うのであれば最も隠すべき場所である「口」をさらけ出した、奇妙ないでたちで、さまざまな人物の前に現れる。
アスル少年の“ホラーもどき”についても、一目見ただけで気付く。
その正体は謎に包まれているが、恐るべき、そして忌々しきホラー教団の中に在って、盟主の如く振る舞っているという。
彼は嗤う。物語る姫の奏でる旋律の無意味さと、紡がれる物語の人々の無力を──。
「さあ、今こそ“恐怖”が、飢えと共に世界を喰らうのですから」
- ザール (CV:小次狼)
- 【見つめる弓使い】
カシムとアナの親友。アデプトとしての仲間でもある。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
名うての弓使い。アスルの兄代わりであり、
雌伏の時を過ごすアルディーンの正体と真意を見抜き、且つ、牽制することのできる数少ないアデプトでもある。
恐怖病のため、右手と顔の右半分が義肢になっている。
「お前らを見てると心配だからな。俺がついててやらないと、どうにも」
- カルベルティ・アステア (CV:古河徹人)
- 【異邦の剣士】
世界中を駆ける飛空艇の乗員であるという、ヴァルーシアには珍しい片手用の直剣と旧式の異邦武器(銃)を操る青年。
異邦人(帝国系)である。
何らかの目的のために都市へと訪れた。
遺跡迷宮と、砂漠都市の要である《盟約》について、さらには10年前に隠された『砂漠の巨影』事件についても何かを知っていると思しい。
何度か《機械卿》と刃を交わしたことがあるというが──
「お前には見えないのか。ヴァルーシアを今も縛り続ける、澱みと歪みが」
- シャルル・ヴィクトール・ルクレール (CV:胸肩腎)
- 【憤怒の《機械卿》】
黒色のマントに身を包み、鋼鉄で出来た己の体を覆い隠した怪人物。鉄仮面。
物語の主人公となる資格を捨てた人物。
異邦人(西享系カシオン人。フランス出身)であるが、その名残は一切ない。
碩学協会の幹部であり、ヴァルーシアの全アデプトを統括するマスターの座に在る。
肉体のほぼ100%を鋼鉄へと入れ換えた機関人間の試作原型機であり、
一般的な人々はおろか、古強者のアデプトでさえ敵わないほどの力を有している。
無数の銃火器と武器とを身体の各所に仕込み、もはや武器でない場所は彼には存在しない。
「下ラン。破壊スル」
審査団体
- 倫理協会
- ソフ倫
- 受理番号
- 0006276D
動作環境
- 必須 CPU
- PentiumIII 500-MHz
- 推奨 CPU
- PentiumIII 1-GHz
- 必須メモリ
- 128MB(XP:512MB、Vista:1GB)
- 推奨メモリ
- 256-MB
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