キミへ贈る、ソラの花
僕だけに見える“ソラの花”を、僕は、誰に、贈るのだろう――。「翠の海−midori no umi−」で衝撃的なデビューを飾った“Cabbit”が放つ第二弾は、“幽霊”と“人間”が共存する不思議な学園の物語。
――吸い込まれるような、空の青。 見上げていれば、どこか自分が溶けていきそうに感じるんだ。 僕には一つだけ、与えられた力があった。 けれど、それをみんなには言えない。言えることじゃ、ないから。 この力を持っている人は、僕だけじゃないだろう。 でも、普通はみんなそれを隠して生きているんだと思う。 だから僕も…… 本当のことは心の中に隠したままで、どこか、自分を空に隠して、 きっとこれから、そうやって生きていくんだ―― 「見つけた!」 けれど、そんな僕を、彼女は見つけてくれた。 僕を見つけて、すごく嬉しそうな笑みを浮かべてくれたんだ。 僕は、ただ嬉しくて……僕に出会って、笑ってくれたことが、僕の力を喜んでくれたことが、ただ、嬉しかった。 その姿が、僕に――いや、僕のような人間にしか見えなくても。 彼女はもう既に、この世に身体が存在しない、幽霊と呼ばれる存在であったとしても…… 僕たちは、関わり始める。 幽霊 と、人間。 二つの存在が交差する、その学園で……
「翠の海−midori no umi−」で衝撃的なデビューを飾った“Cabbit”が放つ第二弾! 今度の舞台は霊感を持った学生たちと“幽霊”たちが共存する不思議な学園。この学園にやってきた主人公“柊哉”も、他の生徒と同じく霊感の持ち主で、クラスメイトや“幽霊少女”たちと接していく中で、様々なドラマが描かれていく。全作同様、テーマにしっかり向き合った丁寧なストーリー作りだが、同時に可愛い女の子たちの魅力もたっぷり楽しめる萌え要素も満載! ちょっと不思議な感覚の恋愛モノをお求めなら、まさにうってつけの1本といえる。 キャラクター紹介
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動作環境
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